ピエール・ガスリー、難コンディションを制し9番手「ポイント獲得を目指し全力で攻める」
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トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、11月10日(土)のF1ブラジルGP公式予選で見事最終Q3に進出し10番手をマーク。レッドブルのダニエル・リカルドがターボチャージャーの交換に伴うグリッド降格ペナルティを受けるため、ガスリーは日曜のレースを9番グリッドからスタートする。
予選では気紛れな雨が降ったり止んだりを繰り返し、ドライとウェットが混在する難コンディションとなったが、週末に先立って「ウェットが大好き」と語っていたガスリーは、巧みなマシンコントロールを見せこれを攻略。入賞に向けて力づよいポジションを確保した。
インテルラゴスでのスターティンググリッド争いを終えたガスリーは、決勝レースに向けて「ポイント獲得を目指して全力で攻める」と語り、強い意気込みを示した。
決勝ではポイント獲得を目指して全力で攻める
ピエール・ガスリー予選: 10位, FP3: 9位
予選での感触は本当に良かった。Q3進出は素晴らしい結果だと思う。今日の自分のパフォーマンスには満足してるし、明日は9番グリッドからのスタートだから嬉しいよ。
セッション中はずっと、緊張とエキサイティングな気分が入り混じったような心境だった。Q1では徐々に雨脚が強まっていったけど、チームと一緒に何とかうまく対処でき、Q3まで進む事が出来た。
今日みたいな不安定なコンディションだと次のコーナーでグリップがどの位あるのか、路面がどの程度濡れてるのか全然分からないから凄く大変なんだけど、結果としては良い仕事ができたと思ってる。
今日の予選ではトップ10に入る事が出来たけど、周りのライバル連中はみんな速いから、明日のレースは簡単にはいかないだろうね。でもポイントを獲得するために全開でプッシュするつもりだ。
ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。2番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3番手にはバルテリ・ボッタスが続く結果となった。
2018年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースは、日本時間11月11日(日)26時10分から行われ、1周4309mのインテルラゴスを71周する事で勝敗を決する。