マクラーレン、今季6度目のダブルQ1敗退「ずっと遅い、予選も遅い、驚きはない」とアロンソ
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マクラーレンF1チームのフェルナンド・アロンソは、F1第20戦ブラジルGPの2日目を終えて「マクラーレンは今週末ずっと遅い、予選も遅い、驚きはない」と語り、18番手に終わった予選セッションを振り返った。
かつて名門と呼ばれた英国のチームは、インテルラゴスでのグリッド争いでアロンソが18番手、ストフェル・バンドーンは最下位20番手に終わり、フランス、ベルギー、ロシア、日本、アメリカに続き、今シーズン6度目のダブルQ1敗退を喫した。
予選は順位変動が起きやすいミックスコンディションとなったが、今週末一貫してタイムシート後方に沈み続けていたMCL33のパフォーマンスでは番狂わせを演じる事は難しく、シーズン後半の定位置から脱出することは叶わなかった。
見るも無残な結果に終わった予選直後、世間が不甲斐ないリザルトに注目するのを防ぐかのように、チームはアロンソと共に2019年のインディ500に参戦する事を発表した。
マクラーレン:今季6度目のダブルQ1敗退
フェルナンド・アロンソ予選: 18位, FP3: 18位
十分な速さがなかったのは明らかだけど、予選のラップは楽しかったよ。燃料が軽い状態で新品タイヤを履いて走るとマシンの感触が良いからね。週末の最初の時点からドライコンディションでペース不足なのは分かってたさ。週末を通して僕らはずっと遅いし、予選でも遅い。なにも驚く事はない。
今できることは、明日頑張ってポイントを取るって事以外何もありゃしないよ。明日もペース不足だろうから、上手くポジションを上げるためには雨かアクシデントが必要だね。後方からのスタートだから、戦略面でギャンブルに出て少しリスクを取るのもありだね。
ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。2番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3番手にはバルテリ・ボッタスが続く結果となった。
2018年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースは、日本時間11月11日(日)26時10分から行われ、1周4309mのインテルラゴスを71周する事で勝敗を決する。