動画:F1ベルギーGP決勝でアロンソが宙を舞う大クラッシュ!計4台が早々にリタイヤ
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F1ベルギーGP決勝レースのオープニングラップで、計4台が絡む連鎖的クラッシュが発生した。スタート直後のターン1で、ブレーキングが遅れたニコ・ヒュルケンベルグがフェルナンド・アロンソのリアに激突。アロンソのマシンは宙を舞い、前方のシャルル・ルクレールのマシンを巻き込み、これがダニエル・リカルドのリアを強打。押されたリカルドの左フロントがキミ・ライコネンの右リアタイヤとリアウイング・エンドプレートを破壊。タイヤはパンクした。
アロンソのマシンは大破、サイドポッド周りのボディーワークは全て剥がれ落ち、ラジエーターから蒸気を撒き散らしながらターン1に横たわった。コース上には黄旗。ストップしたマシンと飛散したデブリの回収のためにセーフティーカーが出動した。
アロンソとヒュルケンベルグ、ルクレールはその場でリタイヤ。ライコネンとリカルドはなんとか1周を走りきりピットイン。リカルドは1周遅れ、ライコネンは同一周回でコースに復帰したが、フェラーリはライコネンのリアのダメージを見落とし8周目に再度ピットイン。再びコースインするも、ダメージはサスペンションにまで及んでいたようで9周目にリタイヤを喫した。
レースは2番グリッドのセバスチャン・ベッテルがポールシッターのルイス・ハミルトンを交わし、逆転優勝を果たした。