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スクーデリア・フェラーリは現地8日日曜に行われたバーレーンGP決勝レースを終え、ピットストップの際にキミ・ライコネンのマシンに轢かれる不遇の事故にあったメカニックが、複数箇所に骨折を負った事を明らかにした。フランチェスコと言う名の男性クルーは、直ぐ様メディカルセンターに移送された。
中盤を過ぎた36周目、タイヤ交換のために2回目のピットインを行ったライコネン。左リアタイヤの交換が終わっていない状態でピットからリリースされるアクシデントが発生した。作業中だったメカニックの中の1人が発進する車両に巻き込まれた。事態を深刻とみたF1は国際放送のカメラを即座に遠ざけた。
チームはそのメカニックが腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)を骨折したと発表。当のライコネンはマシンを降りる事を余儀なくされリタイヤ。僚友セバスチャン・ベッテルは難しいレースを制し勝利を挙げたが、暗い空気がフェラーリのガレージ内を覆った。