エンジンマップの問題で予選Q3に進めなかった、とヒュルケンベルグ
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レッドブル・ホンダを超える可能性すらあったニコ・ヒュルケンベルグだが、バーレーンGP予選でルノーエンジンに問題が発生。意図せず発動したセーフモードによってトップ10入りの野望が絶たれた。
ルノーのスポーツディレクターを務めるアラン・パーメインは「幾つかの問題が発生し、かなりのパフォーマンスが犠牲になった。それらの中で最もコストが高かったのはセーフモードだ。ラップのほぼ全体を通して出力が失われた。エンジンマッピングに問題が発生したんだ」と認めた。
この結果、ヒュルケンベルグはウィリアムズ勢らとともにQ1敗退を喫し、日曜のレースを17番グリッドからスタートする事となった。
「完璧とは程遠い予選だった」とヒュルケンベルグ。「ラップタイムの大部分が影響を受けた。他にもメカニカルトラブルが多数出ていたため、その両方全てを合算すると、とてもじゃないけど次に進めるような状況じゃなかった」
「問題がなかった場合どういう結果になったかのかを理論的に説明するのは難しいけど、今週は間違いなくトップ10の可能性があったと思ってる」
エンストンのチームは、決勝レース開始までにこの問題を完全に解決する事が出来るのだろうか?
「そう願ってるよ」とヒュルケンベルグ。「もちろん確信はないし、100パーセント自信があるわけじゃないけど、僕らはそうなるように作業に取り組んでる」