セルジオ・ペレス、挽回に強い意気込み「目標は最低でも表彰台」

コックピットの中で出走の時を待つレッドブルのセルジオ・ペレス、2022年3月19日F1バーレーンGP予選Courtesy Of Red Bull Content Pool

ベテランらしい積み上げ方だった。レッドブルのセルジオ・ペレスは10番手、7番手、3番手と、プラクティスを通して少しずつタイムを縮めていき、19日(土)のF1バーレーンGP公式予選を4番手で終えた。

同じRB18をドライブするチームメイトのマックス・フェルスタッペンは2番手。その差は0.24秒と決して大きくは離されなかった。昨年のバーレーン予選では1.662秒もの大差がついていた。

とは言えペレスは決してこの結果に満足していない。チャンピオンシップを狙うとの野心とともに臨んだシーズンの初戦なのだから。目標は曰く「最低でも表彰台」だ。

目標は最低でも表彰台

セルジオ・ペレス予選: 4位 / FP3:3位

明日に関しては楽観視してる。決勝は何が起こるか分からないからね。

今日はクルマの力を100%引き出すことができなかったけれど、それでもスタートポジションは悪くないし、決勝では少しでも順位を上げていきたい。

競争が激しくなって他のチームとともに上位を争う状況にあるのは素晴らしいことだけど、道のりは長いし、重要なのは明日の方だ。

すべてを上手くまとめ上げる事ができていれば3番手も可能だったと思う。最終コーナーで縁石に乗り過ぎてしまった。

クリーンサイドからスタートできれば良かったんだけど、ここはオーバーテイクのチャンスが豊富だし、フェラーリ勢と戦ってファンのために良いレースができればって思っている。

1周目を力強く走って、良いペースで走りたい。僕の目標は、少なくとも表彰台に上り、チームのために1-2を獲得することだ。僕らはフェラーリ勢との戦い向けて良いポジションにいる。


ポールポジションはシャルル・ルクレール(Ferrari)。2番手はマックス・フェルスタッペン(Red Bull)。3番手はカルロス・サインツ(Ferrari)という結果となった。

2022年F1バーレーングランプリ決勝レースは、日本時間3月20日(日)24時にスタート。1周5412mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。

F1バーレーンGP特集

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