ピエール・ガスリー、最速の市街地コースに大興奮「マジでとんでもなく速い!」
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今週末に控えたF1第4戦アゼルバイジャンGPに向けて、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが抱負を語った。バクー市街地コースは世界最速のストリートサーキットとして知られており、2016年の初開催では、当時ウィリアムズに在籍していたバルテリ・ボッタスがF1での最高速記録を更新する378km/hをマークしている。
F1アゼルバイジャンGPに向けて
ピエール・ガスリー
バクーは本当にエキサイティングなトラックだよ。第一に、あそこはストリートサーキットだし、第二に、あらゆる場所がウォールに囲まれてるからヤバさ2倍以上だしね。ロングストレートがある点もこのトラックの面白さの1つだね。
ここのコースはマジでとんでもなく速いよね!去年のF1マシンのトップスピードは狂ってるレベルだった。ドライバーとしては超楽しいけど、それと同時に超リスキーでもあるよね。本当に楽しみだよ。去年はリザーブドライバーとしてレースを見ていたんだけど、あれはシーズンの中でも最高にエキサイティングなレースの1つだったと思う。今年、自分がそのレースに参加できる事になって嬉しいよ。チームにとっても良いレースになると良いね。
お城のあるセクションのコーナーは、シーズンの中で最も幅が狭いコーナーなんじゃないかな。低速のコーナーだからタイムを稼げる場所ではあるんだけど、同時に取り返しのつかない程にタイムを失う可能性もあるんだ。低速だと、時速数キロほどの差が大きなタイム差につながるからね。
©F1、バクー市街地コースの9コーナー
毎周のように壁から数センチの所を駆け抜けなきゃならないわけだから、集中するのが本当に難しそう…外側の縁石から少しでも膨らんだりしたら芝生に乗ってタイヤが埃を拾っちゃうだろうし…いやいや、数センチ膨らんだだけで壁に激突してそれで終了だね!
すごくテクニカルな中間セクションも胸がドキドキしちゃうね。あそこでのオーバーテイクは不可能だけど、その後のストレートではオーバーテイクのチャンスがある。ウォールがすごく近くにあるから、直線コースでは本当に速く感じるんだ。1コーナーのブレーキングのところでは、より一層速さを感じるだろうね!
GP2の時にバクーでレースをした時は、僕は優勝争いをしていて最終ラップにまでもつれ込む良いレースだったんだ。18番グリッドからスタートして2位フィニッシュだなんてね…本当にクレイジーなレースだったけど、忘れられないバトルの1つだよ!
2018年のF1アゼルバイジャンGPは、日本時間4月27日(金)18時からのフリー走行で幕を開ける。