F1アゼルバイジャンGPアップデート:レッドブルとフェラーリ含む7チームが新パーツを投入

バクー市街地コースを周回するF1マシン、2022年6月10日F1アゼルバイジャンGPフリー走行1Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

前戦モナコと同じ市街地コースながらも要求されるダウンフォースレベルが異なるF1アゼルバイジャンGPに向け、アストンマーチン、ウィリアムズ、ハースを除く全7チームがアップデートを持ち込んだ。今季より設けられた空力アップデート開示ルールに基づき公開された各チームの変更点をまとめる。

ロングストレートを90度コーナーで繋いだようなレイアウトを持つバクー市街地コースでは、理想的にはコーナーでは高ダウンフォースが、そしてストレートでは低ダウンフォースが望ましいところだが、それはないものねだりであり、チームは妥協点を見つけ出す必要がある。

チーム アップデート内容
レッドブル・RBPT
  • フロントコーナー
  • フロア・ボディ
  • フロア・フェンス
  • フロア・エッジ
フェラーリ
  • リアウイング
  • リアビューミラー
メルセデス
  • フロントウイング
  • サイドポッド・インレット
  • リアウイング
マクラーレン・メルセデス
  • リアウイング
  • コーク/エンジンカバー
  • フロントウイング
アルファタウリ・RBPT
  • フロントウイング
  • ビームウィング
アルピーヌ・ルノー
  • サイドポッド・インレット
  • リアウイング
  • ビームウィング
  • フロントウイング
アルファロメオ・フェラーリ
  • フロントウイング
  • リアウイング
アストンマーチン・メルセデス なし
ハース・フェラーリ なし
ウィリアムズ・メルセデス なし

レッドブル

前戦モナコに引き続きフロントブレーキの冷却性能を向上させた。またフロアのフェンスとエッジを微調整して、フロア前部により大きな荷重がかかるようにした。またフロアの”たわみ”を抑制するために、リアタイヤ前方にステーを追加した。

フェラーリ

コース特性に合わせて低ダウンフォース仕様のウイングを持ち込んだ。またリアビューミラーのマウント部を微調整し、空力効率を改善させた。

メルセデス

ローダウンフォース仕様の前後ウイングを投入。また気流改善のために、ウイング状に仕立てたサイドインパクト構造の下部にディフレクターを追加した。

マクラーレン

メルセデスと同じ様に、コース特性に合わせて低ダウンフォース仕様の前後ウイングを持ち込んだ。また、ドラッグ低減を狙ったコークボトルとエンジンカバーを用意しているが、こちらは冷却性能に影響を与えるため、実際に使用されるかどうかは気温次第。

アルファタウリ

バランス改善のためのフロントウイング並びに、空気抵抗の低減とダウンフォース向上を目的として形状を変更した新しいビームウィングを持ち込んだ。

アルピーヌ

ドラッグを低減してトップスピードを引き上げるべく、バクーに合わせたリアウイング、ビームウィング、フロントウイングを持ち込んだ。またパフォーマンス底上げのためにラジエーター給気口の形状を変更し、空力効率を向上させた。

アルファロメオ

低ドラッグ仕様のリヤウイングを投入。同時にエアロバランスの改善を目的として調整されたフロントウイングを持ち込んだ。いずれもバクー市街地コースの特性に合わせた変更だ。

ただしパーツに限りがあるため、初日に新パーツを搭載する事はなかった。FP2で15番手に留まったバルテリ・ボッタスが2日目にどれだけペースを上げてくるか注目される。

F1アゼルバイジャンGP特集

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