2位表彰台のライコネン、マシンの速さに手応え「今後の戦いにかなり自信がある」
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F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝レースを2位表彰台で飾ったスクーデリア・フェラーリのキミ・ライコネンは、SF71Hの速さに手応えを得ているようで、この先のレースに対して「かなりの自信がある」と述べた。
予選ではポールの可能性がありながらも、立て続けのミスが重なり6番手に終わったライコネン。決勝のオープニングラップではエステバン・オコン(Force India)と接触、フロントウイングを中心にマシンが破損したため、予定外の緊急ピットインを強いられた。
ライコネンは13番手でコースに復帰。その後は段階的に前を走るマシンを抜き去り17周目に6番手にカムバック。39周目のレッドブル勢の同士討ちによって4番手にポジションを上げ、バルテリ・ボッタス(Mercedes)と僚友セバスチャン・ベッテルの後退に伴い2位へと浮上した。
今回の表彰台獲得によって18ポイントを得たライコネンは、ドライバーズランキングでも3位に浮上。2位に後退したベッテルとの差を18ポイントにまで縮めた。
今後の戦いにかなり自信がある
キミ・ライコネン決勝: 2位, グリッド: 6位
簡単でもなければ楽しいレースでもなかった。1周目にエステバンとのアクシデントがあったから、ノーズの交換を強いられソフトタイヤに履き替えた。マシンにダメージがあったかどうかは分からないけど、全体的な感触は問題なかった。
タイヤは一貫性がなかった。作動したりしなかったりで、温度を保つのにかなり手こずってしまった。フィーリングが良いラップがある一方で、突然厄介な感じになったりね。その後は普通に戻ったけどさ。タイミングを見極めながら時にプッシュしつつ、トラブルを避けて自分の走りに集中したよ。
遅かれ早かれ何か起こるとは思っていたから、その時に備えるよう心がけたよ。レースというものは、チェッカーが振られるその時まで何が起こるか分かったもんじゃないんだ。準備するのに遅すぎるなんてことはないんだよ。
この先のレースに対してはかなり自信がある。僕らには速さがあるし、何よりもそれが重要だからね。ミスやトラブルを最小限に抑えて、戦える状況に居続ける事が必要なんだ。
今日は昨日よりも良い感触だったし、物事が上手くいってくれた。厄介なレースだったことを思えば、2位という結果を喜んで受け入れるつもりだよ。
2018年F1アゼルバイジャンGP決勝レースは、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季初勝利を手にし、チャンピオンシップでフェラーリのセバスチャン・ベッテルを交わしてトップに躍り出た。