セルジオ・ペレス「当然の勝利」を経て決勝での優勝争いに自信
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シャルル・ルクレール(フェラーリ)を逆転してF1アゼルバイジャンGPスプリントでトップチェッカーを受けたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、4月30日(日)に控える本戦に向けて優勝争いへの自信を深めたようだ。
2番グリッドからスタートしたペレスは終始、ルクレールにプレッシャーをかけ続け、8周目のターン1でインサイドからトップに浮上。デグラデーションに苦しむフェラーリを尻目に4.463秒差をつけて勝利を手にした。
ヘルメットを脱いだペレスは「今日は良いペースとリズムを保ち、決定的な場面でプッシュすることが重要だった。結局これが今日の勝敗を分ける事になった」と振り返った。
「シャルルは1周目からペースが良く、メカニカルグリップもあったから、追い抜くためにかなりハードにプッシュしなきゃならなかった。特にリスタートの時はね」
「その後、早めに仕掛ける事ができて、最終的には本当に上手くいったレースになったと思う。これまでのところ、チーム全体として素晴らしい週末を過ごせている」
「4週間のインターバルからの復帰の初戦、それも新しいフォーマットでの週末に素晴らしい仕事ができているんだから、チームを本当に誇らしく思う」
「そうは言っても重要なのは明日のレースだから、それに集中していかなきゃならない」
「優勝を懸けて戦う自信はあるけど、バクーでは何が起こるか分からないから、何かが起きた時に、それを活かして必ず結果に繋げていく必要がある」
この日のペレスについてチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「一切のミスなく」「ファンタスティックな走り」を見せたとして、この結果を「当然の勝利」と評した。
ペレスは決勝でカルロス・サインツ(フェラーリ)と並ぶ2列目3番グリッドに着く。
F1アゼルバイジャンGPスプリントでは、セルジオ・ペレス(レッドブル)が2番グリッドからの逆転勝利を飾り、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2位、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3位に続く結果となった。
決勝レースは日本時間4月30日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周6,003mのバクー市街地コースを51周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。