フェルスタッペン「悪くない1日」と平静、DRS問題に加えて幾つかの”不運”でタイム更新叶わずも
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レッドブルのマックス・フェルスタッペンは6月10日(金)に行われたF1第8戦アゼルバイジャンGP初日プラクティスを3番手で締め括った。順風満帆とはいかない1日だったが、それでもチャンピオンシップ・リーダーは「悪くはない」と平静を装う。
僚友セルジオ・ペレスがターン15でエスケープゾーンに逃れた事もあり、フェルスタッペンは2回のフリー走行で共に黄旗によって計測ラップの断念を余儀なくされ、タイム更新のチャンスを失った。
またFP1ではDRSのフラップが稼働した状態のリアウイングが大きく揺れ動くトラブルに見舞われた。パドックでは合法性を疑問視する声も上がったが、チームはFP2に向けて問題を修正した。
「悪くない1日」と平静
マックス・フェルスタッペンFP2: 3位 / FP1: 3位
全体的には悪くない1日だったと思う。かなり真っ当に見えるし、後は幾つかを微調整するだけだ。
FP1とFP2でのソフトタイヤでのランは少しアンラッキーで、何度かイエローコーションが出たためにラップを中断しなきゃならなかった。
フェラーリは今回も1周ペースでかなり速そうだね。ロングランに関してはもう少しイーブンって感じだから、そこは僕らにとってポジティブだけど。
ストリートサーキットである割には、タイヤが1周を通して上手く機能していたように思う。DRSに関してはFP1を終えて修正に取り組んだんだけど、FP2では何も問題は出なかった。
ロングランも上手くいったよ!合計で3周だけだったけどね(笑)。週末のタイヤの使い方を知る上では十分な情報が得られたと思う。
アゼルバイジャンGPの初日FP2をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手セルジオ・ペレス(レッドブル)を0.248秒差で退けた。3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。
2022年F1アゼルバイジャングランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月11日(土)20時から、公式予選は同23時から1時間に渡ってバクー市街地コースで開催される。