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MGU-Hのトラブルによって、旧仕様の古いエンジンへのロールバックを余儀なくされたフェルナンド・アロンソであったが、最新版PUを使うチームメイトのストフェル・バンドーンを下し、見事予選12番グリッドを獲得した。
午前の3回目のフリー走行から始まり、予選Q1、Q2と着実にコンマ4秒ずつタイムを削ってきたアロンソは、明日の決勝でのポイント獲得は可能との認識を示し、トップ10圏内に照準を定めている。8日土曜の第9戦F1オーストリアGP予選を終えて、アロンソが発表したコメントを紹介する。
アロンソ:予選後コメント
フェルナンド・アロンソ予選: 12位, FP3: 15位
ポジティブな土曜日だったよ。今日は全てを出し尽くしたと思う。自分のラップに満足してるし、今週僕らが示してきたパフォーマンスと結果を嬉しく思ってる。
予期せぬエンジン交換に見舞われてしまって、今日古いスペックのエンジンに戻したんだ。だから、予選で競争力を感じつつ12位で終えられたことは良いニュースだと思う。チームは状況を改善すべく全力を尽くしてくれた。可能な時はいつだって、毎戦のように空力とエンジンのアップデートを持ち込んでるし、僕らは間違いなく前に進んでるよ。
まだまだ信頼性の改善が必要だけど、この後の数戦では更なるステップアップを果たせるんじゃないかな。正しい戦略と素晴らしいスタートを決められれば、12番グリッドからだってポイントを獲得できるはずさ。明日は雨になる可能性があるみたいだから、全てを上手くこなせれば、僕らにとってはもっとチャンスが広がると思う。このチャンスを掴み取るために備えないとね。
2017年第9戦F1オーストリアGPの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1オーストリアGP特設ページを参照されたい。