メルセデス無双再び? 初戦で跳馬に対して早くもダブルスコア / オーストラリアGP《決勝》

バルテリ・ボッタスの優勝とルイス・ハミルトンの2位を祝うメルセデスチーム、F1F1オーストラリアGPcopyright Mercedes

プレシーズンテスト後のフェラーリ優勢の下馬評を覆し、メルセデスAMGはフロントローからバルテリ・ボッタスがキャリア通算4勝目を獲得。今季より導入されたファステストラップの1点を加えて、開幕オーストラリアGPで計26ポイントの大量得点を加算し、現場復帰のためにリハビリを続ける非常勤会長のニキ・ラウダに最大限のエールを送った。

ポールシッターのルイス・ハミルトンはスタートで出遅れ、最初のターン1でボッタスにトップの座を許す事となった。アンダーカットを狙ったフェラーリのセバスチャン・ベッテルに対処すべく、理想的でないタイミングでのピットインを強いられた事で、チェッカーまでの第二スティントはタイヤマネジメントのレースとなった。

とは言え、チームとしては1-2に加えてのボーナスポイント。合計44点のチャンピオンシップポイントを掴み取り、22点に留まった宿敵フェラーリとの差を早くもダブルスコアとした。

22戦ぶりの勝利を上げたボッタスに対してトト・ウォルフ代表は「初めて出会った10年前、2008年にジュニアカテゴリーを席巻していたあの時のバルテリにもう一度巡り合ったような気分。見事なカムバックであり、勝利に相応しい走りだった」と喜んだ。

テクニカル・ディレクターのジェームス・アリソンは今回の圧勝について「予想出来ない事だった」と述べ、メルボルン入りする前はフェラーリとの激しい接戦を覚悟していた事を強調した。確かに、レッドブル・ホンダとの真っ向勝負で敗れ去った点を考慮すれば、メルセデスが突如速くなったわけではなく、跳馬が失速したと考える方が辻褄は合う。

メルセデス:F1オーストラリアGP決勝を終えて

バルデリ・ボッタス決勝: 1位, グリッド: 2番手

最高の気分だ。こんなレースはキャリアの中で初めてだよ!チームにとって最大限のポイントを獲得できたんだから完璧なリザルトだし、これ以上の幸せはない。最高のシーズンスタートだし、僕個人にとっても意味のあるリザルトだ。

レース展開には凄く満足してる。チームと一緒に懸命に頑張ってきたからこそ成し得た結果で、今日はその努力が報われたんだ。ポイントはスタートだった。多分ルイスは少しホイールスピンしたんだろうね。そのおかげで先頭に出る事ができた。

レースペースは力強くて、後続を引き離してギャップを築くことができた。最終的にファステストラップも獲れたしね。もちろん狙ってたよ。今季は1ポイントもらえるからね。摩耗したタイヤでタイムを出しにいくのはちょっとリスキーだったけど、ちゃんとコントロール出来てた。

今日は本当に満足してるけど、まだシーズンの最初のレースだし、後20戦残ってるわけだから気を緩めないようにしないとね。

ルイス・ハミルトン決勝: 2位, グリッド: 1番手

可能な限り最大のポイントを獲得してメルボルンを後にできるなんて、チームにとって信じられない位素晴らしい週末になった。バルテリは並外れた仕事をしてみせた。おめでとうを言うよ。

僕のレースは単調なものだった。開始直後にポジションを落としてしまい、最初のコーナーで全て終ったも同然だった。その後は確実にポイントを取ってクルマを持ち帰るだけのレースだった。

フェラーリのピットストップをカバーするために早い段階でピットインしなきゃならず、第二スティントが長くなってしまったから、レースの最後までタイヤを保たせるためにスッゴイ慎重にドライブしてたんだ。

今日は18ポイントだったけど、次のレースに向けて仕事を続けて充電し直して戻ってくるよ。チームにとって本当に素晴らしい週末だったから、僕としても本当にハッピーさ。僕らは今日は最高のパフォーマンスを見せる事が出来た。シーズンはまだ長いから、この調子で更に積み上げていかなきゃね。

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