ガスリー、ミスが響き無念の最下位「Q1敗退はトロロッソ・ホンダの真の実力ではない」

Q1敗退を喫し、ガレージ内でモニターを見つめるピエール・ガスリー、2018年F1オーストラリアGP予選にてcopyright Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、アルバート・パークでのデビュー戦となった24日のF1オーストラリアGP公式予選で全20台中最下位に沈んだ。予選Q1の2回目のアタックラップで攻め過ぎた結果ミスを犯し、グラベルの餌食となった。

タイム計測は僅かに1回、急激に路面状況が改善する難しいコンディションであっただけに、事実上のルーキーにとってはほろ苦いデビューとなってしまった。ガスリーを含め、本コースを初めて走行したルーキーは全員、予選第一ラウンドで敗退している。

予選を終えたガスリーは、トロロッソ・ホンダの今季マシン「STR13」にはQ2進出のポテンシャルは十分にあったと主張。フォース・インディアやマクラーレンといった中団勢の争いは熾烈さを極めており、限界を超えてプッシュした事がミスに繋がったと悔やんだ。

Q1敗退はSTR13の真の実力ではない

ピエール・ガスリー予選: 20位, FP3: 11位

望んでいたような予選とはならず、本当にがっかりだよ。Q2に進めるポテンシャルはあったはずだからね。最初のアタックを終えた段階ですごい接戦だった。ハードに攻めすぎてしまいタイヤがロックアップ…後はご覧の通りだよ。1周しかアタックできずプッシュした結果ミスをしてしまった。

ターン3まではブレンドンよりコンマ2秒速かったんだけどね。中団勢の争いは本当にタイトだから全てを完璧にこなさなきゃならなかった。アルバート・パークでのタイヤのデグラデーションはかなり大きいし、現時点では明日のコンディションがどうなるかも分からないけど、全力で追い抜いてみせるつもりだよ。

とはいえここはオーバーテイクが難しいし、グリッド20番手は理想的とは言えないよね。でもポジションを上げるために出来ることはすべてやるつもりさ。マシンにはもっと多くのポテンシャルがあるはずだし、決勝で戦う準備は出来てるよ。


2018年FIA F1世界選手権開幕オーストラリアGP決勝レースは日本時間3月25日(日)14時10分から、追い抜きの難しいアルバート・パーク・サーキットで行われる。

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