アルファタウリF1、過密日程での2023年新車「AT04」のシェイクダウンを計画
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スクーデリア・アルファタウリはNYファッションウィークに合わせて2月11日にローンチイベントを開催し、2023年型F1マシン「AT04」のリバリーを披露したその3日後に、伊ミサノ・サーキットでシェイクダウンを行う計画のようだ。
ローンチの舞台をF1人気急上昇中の米国で行う伊ファエンツァのチームは、レッドブル傘下の高機能ファッションブランド「アルファタウリ」をタイトルスポンサーとしている。実用性重視のデザインが見もののNYコレクションはそんなアルファタウリにとって、マーケティング上、極めて重要だ。
角田裕毅とニック・デ・フリースはもちろん、チームはNYで慌ただしいスケジュールをこなさなければならないが、イベント終了後はすぐにイタリアへと舞い戻り、ジョディ・エギントン率いる技術チームが組み立てを急ぐAT04の初走行に向けて準備しなければならない。
イタリアの「it.motorsport.com」によるとアルファタウリは、同じイタリアを本拠とするフェラーリの新車発表が予定される2月14日のバレンタインデーにミサノでシェイクダウンを実施する。
飛行機の移動だけで片道10時間程度を要するだけに、チーム関係者にとっては過密なスケジュールと言える。
コンストラクターズ選手権9位と低迷した昨シーズンの雪辱を果たすべく、チームはAT04のFIAクラッシュテスト合格を経てファクトリーで懸命の作業を続けている。目指すは中団トップ争いへの復帰だ。
なおフェラーリもマラネロでの新車発表を経てフィオラノ・サーキットでフィルミング・デーを利用したシェイクダウンを計画しているとされる。
また同じサーキットでは1月末に2021年の旧車「SF-21」を使ったプライベートテストを行う見通しで、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツに加えてリザーブドライバーのアントニオ・ジョビナッツィとロバート・シュワルツマンがステアリングを握る模様だ。