アルファタウリF1「AT03」のホンダロゴはRB18より目を引く? 新車発表を前に画像リークか
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スクーデリア・アルファタウリの2022年型F1マシン「AT03」と思しき画像がネット上に出回っている。本物かどうかは不明だが、2月14日のバレンタインデーに予定されている新車発表会を前にリークされた可能性もある。
この画像は海外掲示板に投稿されたもので、投稿者本人は出処を明かしていない。その後、ソーシャルネットワークを通して拡散されている。
偽物という可能性もあるが、その一方でネタバレとなる可能性もあるため、事前に知りたくないと思われるファンはこれ以上ページをスクロールせず、そっとこのタブを閉じてほしい。また公式発表までSNSから距離を置くことをオススメする。
プレシーズンテストを控えたこの時期は例年時折、正式発表前のマシンイメージが流出する事がある。今季は、恐らくは手違いでレッドブル・レーシング「RB18」のショーカー画像やアストンマーチン「AMR22」のCGが早期公開されるなどのハプニング(?)があったが、仮に本物だとすれば事前リークという意味ではAT03が初だ。
画像には、2021年型「AT02」と同様にダークネイビーとホワイトを基調とする目新しいレーシングカーの一部が写っており、エンジンカバーには角田裕毅が使用中のカーナンバー「22」と、今季もパワーユニットを供給するホンダのレース部門「HRC」のロゴが確認できる。
HRCのロゴは、先日公開されたRB18仕様のリバリーをまとったレッドブルのショーカーの位置と殆ど同じだが、濃紺背景の白抜きとして表現されているため、RB18のそれよりも目を引く。また、サイズも幾らか大きそうに見える。
奥行き感が分からないものの、サイドポッドはアストンマーチンAMR22と同じ様に大きくせり出したままテールエンドへと伸びているように見える。ラジエーター給気口も同様に平面的で、フロアとの間に大きなアンダーカットがありそうな雰囲気だ。
近年は盛り上がりと注目を醸成するために、内部関係者がマーケティング戦術として意図的に機密情報の一部を事前リークする事があるが、果たしてこの画像は本物なのだろうか。
なおチームは12日(土)、新車発表を直前に控えて「AT03」を”初チラ見せ”している。