アルファタウリ・ホンダ、仮想通貨ファントムとの契約を発表…モナコとアブダビでロゴを掲載
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角田裕毅とピエール・ガスリー擁するアルファタウリ・ホンダは2021年5月14日、第5戦モナコGPに向けて仮想通貨ファントム(Fantom/FTM)との新たなパートナーシップを発表した。
ファントムは安価な送金コストと即時性ある取引を目指して設計された注目のブロックチェーンプラットフォームで、消費エネルギーを劇的に削減する事で地球環境保全にも重点を置いている。
契約の一環としてアルファタウリ・ホンダは、第5戦モナコと最終アブダビの両グランプリでAT02のヘイロー上部にファントムのロゴを掲載する。またガスリーはファントムのブランドアンバサダーを継続し、シーズンを通してロゴ入りキャップを身につける。
チーム代表のフランツ・トストは「モータースポーツの頂点で働くチームとして、我々は常に新しい革新的な技術に注目している。ファントム社は我々と共に、ブロックチェーン業界の最前線に立つという成功への絶え間ない渇望を共有している。彼らのグローバルな成長をサポートできることを嬉しく思う」との談話を発表した。
また、ファントムの主要投資家である暗号通貨ヘッジファンドのクォンタム・フィンテック・グループでマネージング・ディレクターを務めるハリー・イェーは「我々の技術は信じ難いほど高速であると同時に、グリーンでエコなアプローチを踏襲している。これはアルファタウリやF1が掲げる持続可能性戦略と一致するものだ」と語った。
ファントムはその瞬間的な取引とゼロに近い手数料が人気を呼んでおり、2021年1月以降、FTMドル・トークンの時価総額は50倍に膨れ上がっている。