アルファロメオ、指揮官不在でF1テストへ…フレデリック・バスールが新型コロナに感染

アルファロメオ・レーシングのフレデリック・バスール代表Courtesy Of Alfa Romeo Racing

キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィのコンビを継続するアルファロメオ・レーシング・オルレンは、指揮官不在の状態でバーレーンでのF1公式プレシーズンテストに臨む。

チームは11日(木)、チーム代表を務める52歳のフランス人エンジニアが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査を受け、その結果陽性が確認されたと発表した。

定例の新型肺炎テストで陽性反応が出た事に伴い、バスール代表はフランス当局が定めたプロトコルに従い直ちに自宅隔離に入った。ただ、2日後に行われた2回目のPCR検査では陰性が確認されており、目立った症状もなく体調は良好だという。

しかしながら現地当局の要請に応じて、バスールはバーレーンへの渡航を見合わせ、今後7日間に渡って自宅隔離を継続する。

テスト期間中はネットワークを介して自宅からチームの指揮を執る。チームによると代理のチーム代表を立てる予定はなく、週末のオペレーションに影響はないとしている。

バスール代表は2017年7月12日、モニシャ・カルテンボーンの後任として、スイスに本拠地を置くザウバーF1チームのチーム代表兼最高経営責任者(CEO)に就任した。以降、ザウバーからアルファロメオへとチーム名を変更した後も引き続きチームを率いている。

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了