アルファロメオ、F1参戦記念モデルをジュリアとステルヴィオに設定…ザウバー共同開発パーツを搭載

アルファロメオの2019年型F1マシンC38と、アルファロメオ・ステルヴィオとジュリアのF1 Tributo限定モデル

FCAジャパン株式会社はF1日本GP初日を迎えた11日、アルファロメオのF1世界選手権参戦を記念した限定モデル「F1 Tributo」を、スポーツサルーンの「ジュリア」と、SUVの「ステルヴィオ」に設定。2019年11月より全国の正規ディーラーにて発売を開始する。ジュリアは6台、ステルヴィオは4台の限定となる。価格(税込)は、ジュリアが1,459万円、ステルヴィオは1,495万円。

モータースポーツの歴史と共に歩んできたアルファロメオが、その血筋を色濃く受け継ぐ高性能モデル「ジュリア・クアドリフォリオ」と「ステルヴィオ・クアドリフォリオ」に、F1参戦を記念した限定モデルを設定した。ザウバーエンジニアリングとの共同開発によるエアロパーツをはじめ、高出力化チューニングや特別装備の採用により、さらなるスポーツ性能の向上を実現した。

「F1 Tributo(エフワン・トリビュート)」のために専用設計されたエアロパーツは、フロントエアロスプリッター、大型サイドスカート、大型リアスポイラーで構成され、高速走行時に優れた整流効果を発揮する。さらに、カーボンを使用したV字型グリルやディフューザー、ミラーハウジングといった専用アイテムを採用し、標準モデルとの差別化が図られている。

専用エンジンチューニングおよび、官能的サウンドを発するアクラポヴィッチ製のエキゾーストシステムにより、エンジンの最高出力を510馬力から520馬力へと引き上げた他、サーキット走行など高負荷時における耐フェード性と軽量化を両立するカーボンセラミックブレーキシステムを搭載。ブレーキ性能も強化されている。

インテリアには、カーボンインサート付のレザー&アルカンターラ・ステアリングをはじめ、スバルコ社製のカーボンバケットシート、レッドシートベルトなどにより、スポーティな雰囲気が高められている。専用シートとブレーキシステム、そしてエキゾーストを合わせて、車両全体で27kg以上の軽量化を達成した。

日本仕様は、一部内容が写真とは変更となる場合あり

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