佐藤琢磨、強豪チップ・ガナッシから2023年インディカー参戦継続が決定!オーバル専任
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NTTインディカー・シリーズに参戦するチップ・ガナッシ・レーシングは1月17日(火)、2023年シーズンに向けて2度のインディ500ウィナー、佐藤琢磨を起用した事を明らかにした。
3度目のインディ500制覇を目指す45歳のレジェンド・ドライバーはデイル・コイン・レーシングを1年で去り、強豪ガナッシに移籍した。
ただし契約はフルシートではなくオーバル専任。佐藤琢磨は全17戦から成る2023年シーズンの中のオーバル5戦で11号車ホンダをドライブする。ロード及びストリートではマーカス・アームストロングがステアリングを握る。
契約発表に際して佐藤琢磨は「2023年にチップ・ガナッシ・レーシングに加入できることに、言葉では表せないほどの期待と感激を抱いています」と語った。
「このチームはもう何十年にもわたってシリーズのトップに位置しているチームであり、言うまでもないことですが競争力の高さは圧倒的です」
「オーバルレースに集中するのは僕にとって新たな経験ですが、これまでチャンピオンシップやインディ500を何度も制したチームメンバーやチームメイトと参戦することが大きなアドバンテージとなることは間違いなく、その可能性に胸をワクワクさせています。チャレンジが始まるのを待ちきれない気分です」
F1ドライバーとしてのキャリアを経て佐藤琢磨は、過去13シーズンに渡って北米最高峰のシングルシーターに参戦。優勝6回、表彰台14回、ポールポジション10回を獲得してきた。
F1モナコGPとル・マン24時間レースと並び「世界三大レース」と称されるインディアナポリス500マイルレースでは2020年と2017年に優勝を飾った。
キャリア通算215戦という経歴は現役ドライバーの中で6番目に多く、歴代22位の記録に相当する。