マーカス・エリクソン、F1ラストランでDNF「過去最高のシーズン、いつまでも忘れない」
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アルファロメオ・ザウバーのマーカス・エリクソンが、25日(日)に行われたF1第21戦アブダビGP決勝レースを終えて、レース内容と一年間の長いシーズンを振り返った。
12番グリッドからスタートしたエリクソンは、トップ10を走行していた26周目にメカニカルトラブルでリタイヤを強いられた。チェッカーを受けずにレースを終えるのは今季4度目。
エリクソンは今季9ポイントでドライバーズチャンピオン17位を獲得。2014年にケータハムでデビューして以降の最高位でシーズンを締め括った。エリクソンは来季、米インディカー・シリーズへの参戦が決定しており、今シーズンを以てF1を去る。
過去最高のシーズン、いつまでも忘れない
マーカス・エリクソン決勝: リタイヤ, グリッド: 12位
望んでいた終わり方じゃなかった。リタイヤを強いられるなんてガッカリだよ。スタートは一番硬いコンパウンドを履いてたんだけど、第一スティントは若干バランスが悪くて苦労した。
マシンを止めてリタイヤする数周前の段階では、感触も改善しててペースも良かったんだ。あのままレースを続行してポイントを獲れたら良かったんだけどね。残念な形になってしまったけど、今日のパフォーマンスには満足してる。
長い1年だった。チームのハードワークに心から感謝してるよ。今シーズンの僕らは信じられない程の進歩を果たした。僕らは誇りに思うべきだ。僕にとっても過去最高のシーズンになった。いつまでも忘れないよ。
55周で争われた決勝レースでは、ポールポジションのルイス・ハミルトン(Mercedes)が今季11勝目を上げた。2位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3位表彰台にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが滑り込んだ。