Q2敗退ピエール・ガスリー、解決策見いだせず完敗…角田裕毅に「かなり遅れを取り続けている」
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アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはシーズン最後のF1アブダビGP予選で初めて、チームメイトの角田裕毅に先行を許しただけなく、プラクティスを含めた全てのセッションで後塵を拝した。
予選Q1こそ、5番手を刻んだチームメイトに1000分の61秒差と迫ったが、ミディアムタイヤを2セット投じたQ2では、1回目のランのターン9でスナップに見舞われ、最終ラップではトラフィックもあり十分にブレーキを温める事ができず、0.639秒遅れの12番手で敗退を喫した。角田裕毅はQ3へと駒を進めて8番手を手にした。
角田裕毅に「かなり遅れを取り続けている」
ピエール・ガスリー予選: 12位, FP3: 7位
とにかく今日はQ3に進むには遅すぎた。週末の出だしから手こずっていて、ユーキと比べてかなり遅れを取り続けてきたし、問題の解決策を見つけ出せないままなんだ。
今シーズンはずっと、予選で素晴らしいパフォーマンスを発揮してこれたわけで、明日に向けて修正するために今夜はしっかりデータを見直して、何が起きていたのかを理解しなきゃならない。
スタートタイヤを選べるのは間違いなく好材料だし、巻き返していくためにどういう手が打てるのかを検討するつもりだ。
ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3番手はランド・ノリス(マクラーレン)という結果となった。
2021年シーズンのF1フィナーレを飾る最終第22戦アブダビグランプリの決勝レースは、日本時間12月12日(日)22時にスタート。1周5,281mのヤス・マリーナ・サーキットを58周する事でチャンピオンシップを争う。