2022年グッドウッド・フェスティバル、本日より4日間ライブ配信!旧車から最新ハイパーカーまで…F1ドライバーも参加
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世界屈指のモータースポーツイベント、2022年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FoS)が6月23日(木)現地9時、日本時間17時に開幕を迎え、26日(日)までの4日間に渡って英国ウエスト・サセックス州で行われる。イベントの模様は全て無料でライブ配信される。
第11代リッチモンド公爵が主催するFosは全長1,867mのヒルクライム競技のほか、旧車から最新型のハイパーカー、未発表の新車、F1マシンに至るまで、幅広いクルマの展示やデモ走行が目玉で、20万人以上の観客が観戦に訪れる。
最新ロードカーと未来のモビリティ技術の見本市、ミシュラン・スーパーカー・パドックには、F1ハイブリッドを備えるメルセデスAMGワンや、最強840馬力のV12自然吸気を搭載するフェラーリ・デイトナSP3、ラグナ・セカの最速ラップタイムを更新したハイブリッド・ハイパーカー、チンガー21Cなど、合計52台が登場する。
イベントが本格スタートするのは2日目以降。戦前のレーサーやドリフトカー、NASCAR、スーパーカー、フェラーリやグループCなど、盛りだくさん。今年のFosは「イノベータ、モータースポーツ界の巨人」をテーマに掲げる。またブランド生誕50周年を記念してBMWの高性能車部門「BMW M」が特集される。
まだ半分近くのエントリーが未発表となっているが、現時点ではF1ドライバーとしては、マックス・チルトン、ニック・ハイドフェルド、ジェンソン・バトン、ミカ・ハッキネン、デイモン・ヒルの名前が確認できる。また現役としては周冠宇(アルファロメオ)に加え、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が2019年のW10のステアリングを握る予定だ。
F1チームとしてはマクラーレン、メルセデスAMG、スクーデリア・フェラーリ、ウィリアムズ・レーシングの4チームが参加する。
更にF1世界王座獲得30周年を記念してナイジェル・マンセルがフィーチャーされる。68歳のイギリス人ドライバーは1992年のチャンピオンカー、ウィリアムズFW14Bやロータス91、フェラーリ639、640のステアリングを握る。
あまりに危険であるとして、僅か5年で姿を消したグループB規定の導入から40周年を記念して、ラリーステージにはプジョー205ターボ16やアウディ・クワトロといった往年のマシンが登場。セバスチャン・オジェやセバスチャン・ローブ、ケン・ブロック、ペター・ソルベルグらラリー界の大物も参加を予定する。
メインイベントは日曜午後のシュートアウトだ。ロブ・ベル駆るマクラーレン720 GTXが昨年記録した45秒01に対してどれだけ迫れるか? 1999年にハイドフェルド駆るマクラーレンMP4-13が記録した41.6秒という公式記録は打ち破られるのか? はたまた2019年にロマン・デュマがプラクティスで刻んだフォルクスワーゲンI.D.Rでの39.9秒は塗り替えられるのか? 注目される。
イベントの模様は以下のYouTubeチャンネル、またはグッドウッドFoSの公式Facebookページでライブストリーミングされる。
https://www.youtube.com/watch?v=NC6fQ8EkASE