ウィリアムズ、2019年の新車「FW42」と新たなタイトルスポンサー「ROKiT」獲得を発表
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イギリスに本拠地を構えるウィリアムズ・レーシングは11日、2019年のFIA F1世界耐久選手権に投入するニューマシン「FW42」のカラーリングを発表。合わせて、低価格帯の携帯電話を手掛けるROKiTとのタイトルスポンサー契約を締結し「ROKiT Williams Racing」を名乗ることが明らかにされた。
ROKiTは新進の電話会社ブランドで、スマートフォンの他にWi-Fiネットワークの提供にも力を入れており、インドを中心に27の大都市でパブリックWi-Fiを展開。3月にはイギリスとアメリカに進出する予定で、契約は複数年と明らかにされた。
お披露目されたのは、チーフテクニカルオフィサーを務めるパディ・ロウが手掛けた「FW42」のショーカー版。2019年仕様のデカールを反映したもので、昨年まで冠スポンサーを務めていたマルティーニのブランドカラーは消え去り、白を基調とした淡いライトブルーにROKiTのブラックを組み合わせた新しいカラーリングが公開された。
昨季選手権最下位に終わったグローブのチームは、ロバート・クビサの母国ポーランドの石油最大手PKNオルレン及びJames Harvest Sportswearと契約。スポンサーマネーを増強し、ミッドフィールド争いへの返り咲きを目指している。
「デザインにはかなりの時間を費やしました」チーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは、新しいマシンの外観をこのように説明した。「私たちには非常に優れたクリエイティブチームがおり、すべて社内で設計しました。今のチームの立ち位置と、我々が考えるウィリアムズの将来を表現したかったのです」
「ウィリアムズは伝統的に紺と白を用いてきました。ですが、私はフレッシュ感と活性的なブランドである事を表現するために、その色味から離れたいと思ったのです」