アルファタウリF1、新チーム名は「Visa Cash App Racing Bulls」か…”示唆的”材料が浮上
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角田裕毅とダニエル・リカルド擁するスクーデリア・アルファタウリの新たなF1チーム名が「Visa Cash App Racing Bulls」であると示唆する材料が浮上し、SNSが盛り上がっている。
アルファロメオとの冠スポンサー契約を終了したザウバーが「ステイクF1チーム(Stake F1 Team)」を名乗る事を明らかにしたことで、伊ファエンツァのチームは2024年のグリッドで唯一、名称不明のチームとなっている。
エナジードリンク企業、レッドブルGmbHが昨年8月14日に商標登録し、11月20日にロゴデザインを登録した「レーシング・ブルズ」が有力候補と見られているものの、国際自動車連盟(FIA)が12月に発表したエントリーリストには「スクーデリア・アルファタウリRB」と記された。
発表はもう間もなくと予想されるが、4年ぶりとなる新たなチーム名は、2社のタイトルスポンサーを冠したものとなる可能性がありそうだ。
レッドブルGmbHは2023年7月22日にドメイン「racingbulls.com」を、3か月後の10月13日には「visacashapprb.com」を、各々米国のマークモニター社を通じて取得した。前者にはアクセスできず、後者はアクセスできるもののページは表示されない。
「visacashapprb」なる言葉の羅列は「VISA」「Cash App」「RB」の3つの単語の連結に見える。VISAは米国の決済会社で、Cash AppはTwitter共同創業者のジャック・ドーシーが共同設立した決済サービス。後者はレッドブルの以前のスポンサーで、RBはレッドブルを暗示させる。
アルファタウリは同じファミリーであるにも関わらずレッドブルと距離を置き、車体開発において独自路線を歩んできたが、グランドエフェクトカー時代の「AT03」および「AT04」のパフォーマンス不足を受け、”シナジー効果最大化路線”へと舵を切る事となった。
ピーター・バイエルのCEO着任、ローラン・メキーズのチーム代表就任と合わせて、元アルピーヌのスポーティング・ディレクター、アラン・パーメインの加入が噂されるなど、開発面のみならずリーダーシップ面も刷新されることになる。