ハミルトンへの審議は不問とFIA、「完全にブロックされた」と訴えるグロージャンは不満爆発

67回目のポールポジションを決めたルイス・ハミルトンcopyright MercedesAMGF1

レーススチュワードは、15日土曜のイギリスGPで発生したルイス・ハミルトンとロマン・グロージャンの一件を不問とする決定を下した。これによりハミルトンの通算67回目のポールポジションが正式に決定した。

予選Q3の1回目のタイムアタックラップを行っていたハースのグロージャンは、最終コーナーでハミルトンに走行を妨害され0.3秒をロスしたと怒りを露わにしていたが、ビデオ判定とテレメトリーチェックによる審議の結果、ハミルトンへのお咎めは行われない事が決定した。

当のグロージャンは「10番手と結果には全然満足してないよ」と語り不満を爆発させた。

「Q3の最初のアタック中に、最終コーナーでハミルトンに完全にブロックされたんだ。0.3秒はロスしたよ。0.3秒というは、少なく見積もってもポジション1つ分だよ」

「最終コーナーで明らかに妨害された最初の計測ラップにはすごい不満だよ。Q3に進出したのは嬉しいんだけど、もっと良い結果もあり得たはずだからガッカリしてる」

審議の渦中にいたハミルトンは「ロマンの妨害をしたつもりはないよ。でも、もしそうだったとするならば謝りたい」とコメント、ハミルトンはジム・クラークに次ぐシルバーストンでの5回目のポールポジションを決めた。

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