角田裕毅、自らスコップを手に…水没したアルファタウリF1本拠ファエンツァの復旧活動に尽力
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大規模な洪水被害によるF1第6戦エミリア・ロマーニャGPの中止を受け角田裕毅は、スクーデリア・アルファタウリの本拠ファエンツァの街で瓦礫や泥の撤去作業に取り組んだようだ。
アルファタウリの地元はマルゼーノ川とラモーネ川の水が堤防を越え中心部が水没するなど、イモラでのイベント中止に繋がった今週の歴史的豪雨により大きな打撃を受けた。
角田裕毅の僚友ニック・デ・フリースは16日(火)の夜、宿泊場所に辿り着けず、立ち往生先のホテルに宿泊していたマクラーレンのチームメンバーから寝床を借りる事態に陥った。ファエンツァのマッシモ・イソラ市長は「想像を絶する」夜だった振り返った。
イタリア在住の角田裕毅はチームと並び、復興支援のための寄付をソーシャルメディア上で呼びかけるだけでなく、自らスコップを手に取りファエンツァの町の清掃を手伝ってようで、地元ラジオ局のInstagramにその様子が収められていた。
Yuki Tsunoda and his AlphaTauri team mates have been helping with the clean-up in Faenza ❤️ pic.twitter.com/uf2qN5syTf
— Formula 1 (@F1) May 18, 2023
道路の通行止めを含むインフラへの影響から5月26~28日の第7戦モナコGPへの影響が懸念されていたが、天候が回復した木曜にサーキットへの立ち入りが許可されたため、チームは機材の梱包作業に取り組み、既にモンテカルロへの輸送作業を開始している。支障をきたす可能性は低いものと見られる。