角田裕毅に更なる悪夢、F1サウジGPスタート前に終了…また駆動系トラブルか
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アルファタウリの角田裕毅が予選に続きメカニカルトラブルに見舞われ、現地3月27日(日)の決勝レースの欠場を余儀なくされた。
レコノサンスラップに向かった角田裕毅は「エンジンを失った。エンジンを失った!」と無線で報告。ランオフエリアにクルマを停めた。チームは「ユーキ、終わりだ」と伝えた。
チーム代表を務めるフランツ・トスト代表は「ドライブトレインに異常があるようで、レースには出られない」と説明した。
角田裕毅はFP2でも駆動系トラブルに見舞われた。因果関係は明らかにはされていないものの、トラブルの後に今季2基目となるICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エキゾーストを開封している。MGU-K周りが疑わしい。
なお決勝を前にフェラーリもカルロス・サインツのマシンに問題を抱えていたが、こちらは無事に解決された。ワイヤーハーネスの問題だった。
2022年 F1サウジアラビアグランプリの決勝レースは日本時間3月27日(日)26時にスタート。1周6175mのジェッダ市街地コースを50周する事でチャンピオンシップを争う。