トロロッソ・ホンダ、2019年F1マシンを発表…新車「STR14」の姿が明らかに
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スクーデリア・トロロッソは日本時間2月11日22時30分、2019年のF1世界選手権に投入する新車「STR14」を正式発表した。イタリア・ファエンツァのチームが生み出した14代目のF1マシンには、本田技術研究所のHRD Sakuraで開発された「Honda RA619H」が搭載される。
ホンダとの2シーズン目に挑むトロ・ロッソはドライバーラインナップを一新。一度は外へ放り出したロシア出身のダニール・クビアトを復帰させ、フォーミュラEの日産e.damsチームから引き抜いたアレックス・アルボンを新たに起用した。
昨年は事前流出する騒ぎがあったものの、今年は予め予告されていた時間定刻にYouTubeを通して新車を発表。「STR14」の姿が世界同時公開され、その後スタジオショット風のレンダリングイメージがお披露目された。
濃紺へと変更されるとの予想もあったが、カラーリングは昨年を踏襲する鮮やかなイタリアンブルー。その一方で比べて車体を構成するコンポーネントの大部分は変更され、リアエンドをはじめとして親チームのレッドブル・テクノロジーが手がけたエレメントが用いられている。
「STR14」はF1合同プレシーズンテストに向けて、ファクトリーから会場となるスペインのカタロニア・サーキットに輸送される。公式テストは18日(月)から21日(木)までの4日間と、26日(火)から3月1日(金)までの計8日間行われる。