スズキMotoGPのダビデ・ブリビオ代表、アルピーヌF1に移籍との報道
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現時点では公式発表はないものの、Team SUZUKI ECSTARのチームマネージャーを務めるダビデ・ブリビオがアルピーヌF1に移籍するとの報道が飛び交っている。
ロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦しているスズキのワークスチームは昨季、ジョアン・ミルがチャンピオンに輝き、ライダー及びチームタイトル2冠の快挙を飾ったばかりだが、その立役者の一人が最高峰の4輪モータースポーツに転向すると報じられている。
報道によると、ダビデ・ブリビオはルノーからアルピーヌへとリブランドされた英国エンストンのチームの最高経営責任者(CEO)に就任する見通しだという。レギュラードライバーは2度のF1ワールドチャンピオン、フェルナンド・アロンソとエステバン・オコンだ。
これまでエンストンのチームを率いてきたシリル・アビテブールはルノーグループのスポーツブランドとしてのアルピーヌの上級職に就き、エグゼクティブ・ディレクターのマルチン・ブコウスキーが代わってチーム代表に就任するものと見られている。
ダビデ・ブリビオはスーパーバイク世界選手権のチームマネージャー職を経て2001年にMotoGPヤマハに移籍した。その後はバレンティーノ・ロッシと共に数々の歴史を作り上げ、ロッシがドゥカティへと移籍したのと同じタイミングでヤマハを去り、VR46のコンサルタントへと転身。2013年にスズキに加わった。