RBとメルセデス、F1シンガポールGPで特別カラー…ジッパーの中からHONDA 翼端板には革パッチ
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RBとメルセデスはそれぞれ、9月20~22日にマリーナベイ市街地コースで行われる2024年FIA-F1世界選手権第18戦シンガポールGPで、1戦限りの特別なカラーリングをマシンに施す。
RBはスポンサーのHUGOとコラボし、デニムをテーマとしたリバリーをVCARB 01に採用する。角田裕毅とダニエル・リカルドは週末を通して、特注のレーシングスーツおよびHUGOの衣装を着用する。
ダメージ・デニムを履いたサイドポッドの後方には、ジッパーの隙間からホンダのロゴが顔をのぞかせる。リアウイングの翼端板には革パッチでチームのロゴがプリントされる。
RBによると、ファッションにインスパイアされたF1リバリーとしては、1990年代にベネトンが「ユナイテッドカラーズ」リバリーを纏って以来、30年以上ぶりだという。
今回の試みについて角田裕毅は、チームの「アイデンティティとクリエイティビティを反映」するものであるとして、「VCARBでは、アート、音楽、ファッションなど、あらゆる業界のファンに語りかけることを目指しています」と語った。
メルセデスは、チームのタイトルスポンサーであり、隣国マレーシアの国営石油企業、ペトロナスの創設50周年を祝うべく、通常にシルバーに代えて、ノーズとサイドポッドにエメラルドグリーンを施す。
2010年にメルセデスがワークスチームとしてF1に復帰して以来、ペトロナスはタイトルパートナーを務めてきた。この間に英国ブラックリーのチームは、同社から燃料・潤滑油の供給を受け、8年連続のコンストラクターズ選手権制覇を成し遂げ、7度のドライバーズタイトルを獲得してきた。
F1シンガポールGPは日本時間9月20日(金)18時30分からのフリー走行1で幕を開ける。予選と決勝を含めた全セッションはDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。