ハミルトン、通算92回目のポール…レッドブル・ホンダは3番手を確保 / F1スペインGP《予選》結果とダイジェスト

カタロニア・サーキットのグランドスタンドとレッドブル・ホンダRB16(アレックス・アルボン)、2020年F1スペインGPにてcopyright Red Bull Content Pool

2020 FIA-F1世界選手権6戦スペインGPの公式予選が8月15日にカタロニア・サーキットで行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが1分15秒584を刻んで通算92度目、今季4度目、バルセロナでの5度目となるポールポジションを獲得した。僚友バルテリ・ボッタスは1000分の59秒届かず2番手に甘んじた。

セカンドロウ3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。最速ハミルトンにコンマ7秒届かず、今週末の定位置に収まった。4番手には新型コロナウイルス感染症からの復帰戦となるセルジオ・ペレスが続き、レーシングポイントの僚友ランス・ストロールを5番手に抑えた。

もう一台のRB16を駆ったアレックス・アルボンは、フェルスタッペンから0.737秒遅れの6番手。アルボンから10番手につけたアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーまでのギャップは僅か0.107秒と、非常に接近したトップ10争いとなった。

マクラーレン勢は2台揃ってQ3に駒を進めた。母国レースのカルロス・サインツが7番手をマーク。チームメイトのランド・ノリスを8番手に、フェラーリのシャルル・ルクレールを9番手に従えた。

午前のFP3に引き続き現地バルセロナは好天に恵まれ、決勝のスタートグリッドを決する争いは気温30.9℃、路面50℃、湿度58.5%のドライコンディションでスタートした。公式タイヤサプライヤーのピレリは、ハード(白色)にC1、ミディアム(黄色)にC2、ソフト(赤色)にC3コンパウンドを投入。Q3進出の10台は、全てがソフトタイヤでの突破となった。

直前のFP3では、ケビン・マグヌッセン(ハース)が予期せずブレーキを踏んだ事で、後方を走っていたエステバン・オコン(ルノー)が衝突を避けるべく回避行動を取った結果、ターン3でクラッシュ。壁に激突したR.S.20は大きなダメージを負った。

一件はセッション後の審議となったが、スチュワードは不運な事故であるとしてお咎めなしの裁定を下した。チームは2時間足らずでマシンを修復。無事にコースに送り出したが、オコンは15番手でQ2敗退に終わった。

予選Q1:ライコネン、今季初のQ2進出

エントリーした全20台で争われる予選第一ラウンドのQ1では、1セット目のアタックを終えてノックアウトゾーンに並んでいたキミ・ライコネン(アルファロメオ)が2回目のランで自己ベストを更新。ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)を弾き出して、昨年のブラジルGP以来となる今季初のQ2進出を果たした。

初日に2台がトップ10入りしていたハース勢は定位置に戻り、ケビン・マグヌッセンが16番手、ロマン・グロージャンが17番手でQ1敗退を喫した。

フェルスタッペンは「よく分からないけど、マシンが何だか少し変な感じだ」と報告した後、ピットへと戻り、2セット目のアタックで3番手タイムを記録した。

ノックアウト

  • ケビン・マグヌッセン
  • ロマン・グロージャン
  • ジョージ・ラッセル
  • ニコラス・ラティフィ
  • アントニオ・ジョビナッツィ

予選Q2:ベッテルが1000分の2秒差で敗退

5台が脱落し残る15台のマシンが挑んだQ2では、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が10番手を刻んだノリスに1000分の2秒届かず、11番手で敗退を喫した。

唯一ミディアムを履いたライコネンは、オコンを交わして堂々の14番手につけた。ダニエル・リカルドが13番手で敗退を喫した事で、ルノーは2台共がここで姿を消す事となった。

トップ通過はハミルトン、これにボッタス、フェルスタッペン、ストロールと続き、ガスリーは5番手タイムで最終ラウンドに駒を進めた。5番手ガスリーから13番手リカルドまでは0.398秒という僅差だった。

ノックアウト

  • セバスチャン・ベッテル
  • ダニール・クビアト
  • ダニエル・リカルド
  • キミ・ライコネン
  • エステバン・オコン

予選Q3:1セット目で決着

トップ10グリッドを決する予選最終ラウンドのQ3では、特にサプライズもなくメルセデスの2台がポール争いを繰り広げた。

1セット目を終えてのトップ3には、ハミルトン、ボッタス(0.059秒落ち)、フェルスタッペン(0.708秒落ち)と並んだ。暫定6番手以下のノリス、ルクレール、アルボン、サインツ、ガスリーは1セット目を中古タイヤで計測。最終アタックに向けて新品を温存した。

風向きが変わったか。コンディションが悪化したか。2セット目のランではポール争いの二人を含めて半数近くのドライバーが自己ベストを更新できず、トップ5の並びに変化はなかった。

2020年F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間8月16日(日)22時10分にスタート。1周4,655mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。

2020年F1第6戦スペインGP予選リザルト

Pos No Driver Team Q1 Q2 Q3 Laps
1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:16.872 1:16.013 1:15.584 15
2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:17.243 1:16.152 1:15.643 15
3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:17.213 1:16.518 1:16.292 15
4 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1:17.117 1:16.936 1:16.482 15
5 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1:17.316 1:16.666 1:16.589 15
6 23 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:17.419 1:17.163 1:17.029 18
7 55 カルロス・サインツ マクラーレン・ルノー 1:17.438 1:16.876 1:17.044 17
8 4 ランド・ノリス マクラーレン・ルノー 1:17.577 1:17.166 1:17.084 18
9 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:17.256 1:16.953 1:17.087 18
10 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:17.356 1:16.800 1:17.136 18
11 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:17.573 1:17.168 12
12 26 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1:17.676 1:17.192 12
13 3 ダニエル・リカルド ルノー 1:17.667 1:17.198 12
14 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1:17.797 1:17.386 12
15 31 エステバン・オコン ルノー 1:17.765 1:17.567 12
16 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:17.908 6
17 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 1:18.089 6
18 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 1:18.099 9
19 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:18.532 9
20 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1:18.697 6

コンディション

天気晴れ
気温30.9℃
路面温度50℃

セッション概要

グランプリ名 F1スペインGP
セッション種別 予選
セッション開始日時

サーキット

名称 カタロニア・サーキット
設立 1991年
全長 4657m
コーナー数 14
周回方向 時計回り

F1スペインGP特集

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