角田裕毅、僚友ガスリー下すもQ2敗退「これが限界」それでもW入賞を諦めないアルファタウリ

カタロニア・サーキットのパドックを歩くアルファタウリの角田裕毅、2022年5月21日F1スペインGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は5月21日(土)のF1スペインGP予選前最後のフリー走行で15番手を刻み、続くスターティンググリッド争いでは13番手と、Q2敗退を喫した。

予選を終えた角田裕毅はクルマから全てを絞り出したとして、これ以上の結果は不可能だったとの考えを示した。

事実上、アップグレードなしに挑んだバルセロナでアルファタウリは、FP1の段階からミッドフィールドのライバル達に苦戦し続けてきた。

テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、カタロニア・サーキットでのAT03は「望んでいた状態にない」として「両ドライバーはマシンの性能を最大限に引き出そうと頑張ってくれたが、バランスが悪く、今回はQ3に進む事ができなかった」と予選を振り返った。

ここは歴史的にオーバーテイクが容易ではなく、トップ10圏外からの巻き返しはあまりにも高いハードルだが、エギントンは引き続き2台揃ってのポイント獲得を目指していくと誓った。

僚友ガスリー下すもQ2敗退「これが限界」

角田裕毅
予選: 13位 1分20秒639 / FP3: 15位 1分21秒449

今日はクルマから最大限のパフォーマンスを引き出せたと思うので、その点では満足しなければならないと思います。

今週末のバルセロナでは、特に前戦マイアミと比較してずっとペースに苦しんでおり、FP1から後手に回る状況が続いています。Q3進出が難しいであろう事は最初から分かっていました。

今のところ、チームとしては最高の週末とはなっていませんが、明日のレースに向けて全てをまとめ上げてきたいと思います。


ポールポジションはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)という結果となった。

2022年 F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月22日(日)22時にスタート。1周4675mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。

F1スペインGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了