強烈な蛍光緑…ザウバーF1、2024年新車「C44」発表 先代とは一線を画す色彩

ザウバー(ステイクF1)の2024年型F1マシン「C44」のレンダリングイメージ (4)Courtesy Of Sauber Motorsport AG

ザウバー・モータースポーツAGは2月5日(月)、英国ロンドンでローンチイベントを行い、バルテリ・ボッタスと周冠宇が2024年のFIA-F1世界選手権でドライブする新車「C44」を世界初公開した。

スイス・ヒンウィルのチームが放つ最新のシングルシーターは黒を基調に蛍光グリーンのアクセントがあしらわれ、先代の「C43」とは180度異なる印象を見るものに与える。

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ザウバー(ステイクF1)の2024年型F1マシン「C44」のレンダリングイメージ (6)

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ザウバー(ステイクF1)の2024年型F1マシン「C44」のレンダリングイメージ (7)

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ザウバー(ステイクF1)の2024年型F1マシン「C44」のレンダリングイメージ (3)

スポンサー契約の一環としてザウバーは過去5年に渡って「アルファロメオ」を名乗っていたが、2024年を含めた今後2年はオンライン賭博「Stake」に命名権を売却し、「ステイクF1チーム」を掲げる。

「C44」には引き続きフェラーリ製F1パワーユニット(PU)が搭載されるが、次世代エンジンが導入される2026年にはアウディのワークスチームとして同社製PUを搭載する。

このマシンが先代と異なるのはカラーリングだけではない。マクラーレンから加わったジェームス・キーが新たなテクニカル・ディレクターとして初めて開発の指揮を採ったマシンであり、空力や足回りを含めてパッケージ全体に大規模な変更が加えられている。

チームは今週の金曜、バルセロナのカタロニア・サーキットにC44を持ち込みシェイクダウンを実施。シーズン開幕前に行われるバーレーンでのプレシーズンテストに備える予定だ。

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