エステバン・オコン、”泣きっ面に蜂”のアルピーヌA522炎上、燃料漏れか
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11月12日(土)に行われたF1サンパウロGPスプリント後のパルクフェルメでエステバン・オコンの31号車アルピーヌA522が炎上した。チームによると燃料漏れの疑いがある。
アルピーヌは現在、原因究明および被害の程度を調査中だとしており、詳しい事は分かっていないが、オコンは1周目に僚友フェルナンド・アロンソと接触。右リアのフロアやサイドポッドにダメージを負っていただけに、火災との関係が疑われる。
Tá pegando fogo na Alpine! 🔥🔥🔥#F1Sprint #BrazilGP pic.twitter.com/hY7YlcwUPe
— Denise Vilche 🧡🐨 (@DeniseVilche) November 12, 2022
これはアロンソが5秒ペナルティを科される原因となったものとは別のインシデントだが、損傷によるパフォーマンス低下は著しく、6番グリッドからスタートしたオコンは次々にオーバーテイクを許し、18位フィニッシュという結果に終わった。まさに泣きっ面に蜂の火事だった。
ヘルメットを脱いだオコンは「こんな事態になってしまいチームとして本当に残念だ。兎に角、今思うのはそれだけだ」と語った。
「サイドポッドが完全に開いてしまった。飛び散らなかったのが不思議だよ。クルマも燃えてしまったし、これ以上のダメージがないことを祈るばかりだ」
「コックピットから降りて計量まで歩いて行ったらクルマが燃えているのが見えたんだ。ウィリアムズだと思ったんだけど、実際には僕のクルマだった」
「車体全般がダメージを受けているのは確かだ。どうなるかは分からない」
「昨日の予選ではあんなにも素晴らしかったのに、今日はこれほどまで後方に転落してしまった」
「明日のレースはポイント獲得のために決定的に重要だ。フィールドを通して戦っていくために力を合わせて取り組まなきゃならない」
アロンソに対するペナルティによりオコンは17番グリッドから日曜の本レースに臨む。
インテルラゴスはオーバーテイクが容易だ。ピットレーンスタートを受け入れ、巻き返しのためにパルクフェルメ違反を伴うセットアップ変更を検討する価値はある。
特に今週末はパルクフェルメまでに許されたプラクティスが僅か60分間しかなかった。
2022年F1サンパウロGPスプリントではジョージ・ラッセル(メルセデス)が逆転優勝。2位にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位にルイス・ハミルトン(メルセデス)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間11月13日(日)27時にフォーメーションラップがスタート。1周4309mのインテルラゴス・サーキットを71周する事でチャンピオンシップを争う。