クリスチャン・ホーナー代表、ガスリーの才能を高く評価「モータースポーツ界を代表する若手ドライバー」

ピエール・ガスリーとクリスチャン・ホーナー代表copyright Red Bull Content Pool

レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、ピエール・ガスリーの昇格発表に際し「モータースポーツ界を代表する若手ドライバー」とガスリーを形容。その才能を高く評価している事を明らかにした。

ダニエル・リカルドのルノー移籍に伴ってレッドブルの2019年シートに空席が発生。レッドブルはベルギーグランプリ開催を目前にした8月20日、弟チームのトロロッソ・ホンダで見事な走りを披露してきたガスリーの昇格を正式発表した

「ピエールがF1デビューしてからまだ1年も経っていないわけだが、彼は卓越した才能を示してみせた。我々はキャリアの初期段階から彼を支援しているが、ピエールはホンダエンジンを積んだ今年のトロロッソで素晴らしい活躍をみせ、自身がモータースポーツ界における最もエキサイティングな若きドライバーの一人である事を印象づけ、内外からの評価を高めてみせた」

「我々はピエールがみせる速さとテクニックに魅了されており、2019年シーズンに共に働ける事を楽しみにしている。我々レッドブルの今の目標が2018年のF1ワールドチャンピオンシップでのベストリザルトである事に疑いはないが、それはさておき、来年マックス(フェルスタッペン)とピエールと共に選手権争いに挑める事が楽しみでならない」

ガスリーの昇格に伴い来季トロロッソのシートには空きが生まれる。チームメイトのブレンドン・ハートレーは期待された結果を残せておらずシート喪失が危ぶまれているが、ドライバーラインナップの一新はチーム体制の安定性を奪いかねず、ガスリー離脱によってハートレー残留の可能性が高まったとも言える。

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