レッドブル、2025年のF1シーズンよりRBを「レーシング・ブルズ」に改名
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拝金主義的な雰囲気をまとい、かつ冗長で、チーム・アイデンティティが希薄なエントリー名がパドックから不評を買った「RB」が、2025年のF1シーズンより「レーシング・ブルズ(Racing Bulls)」に改名される見通しとなった。
レッドブルが旧ミナルディを買収して以来、ファエンツァを拠点とするセカンドチームは「トロ・ロッソ」と「アルファタウリ」を経て今年、タイトルスポンサー2社の名前を組み入れた「ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム」へと名称が変更された。
このエントリーは早速、各方面で厳しい批判に晒され、中には「F1史上最悪の名前」と酷評するメディアもあった。どのように呼称すべきかを巡り、絶え間ない混乱が生じた。
RBは当初、ファンの好きなように呼んでほしいとしていたが、シーズン途中の5月より、F1に対して自分達を「RB」や「レーシング・ブルズ」ではなく「VCARB(ヴィーカーブ)」と明記、呼称するよう要請した。このタイミングで人知れずロゴをも変更した。
一方でレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは一貫して、このチームを「レーシング・ブルズ」と呼び続けた。
また、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)など、かつての名前に慣れ親しんだドライバー達は「トロ・ロッソ」あるいは「アルファタウリ」と呼んだ。
複数の報道によると、ファエンツァのチームは来年から正式に「レーシング・ブルズ」をチーム名として採用するという。VisaとCash Appは、引き続きタイトルスポンサーを務める。
名称と合わせてロゴも変更が予想される。