トロロッソ・ホンダ、問題発生も101周を走破「目下解決に取り組んでいる」F1テスト6日目
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トロロッソ・ホンダは、2月27日(水)に行われたF1バルセロナ合同テスト6日目にダニール・クビアトが走行を担当。赤いラインの入った柔らかめのC4コンパウンドを履いて、トップから1.538秒落ちの6番手タイムをマーク。マイナートラブルに見舞われなからも、一日を通して101周を走破した。
トラブルについて副テクニカル・ディレクターを務めるジョディ・エジントンは「目下解決に向けて取り組んでいる」と語ったが、どのような種類の問題が発生したのかについては明らかにしなかった。
トロロッソ・ホンダ:F1テスト6日目を終えて
ダニール・クビアト順位: 6位, 周回: 101周
堅実な1日になったと思うよ。いくつか有益なテストアイテムを試すことができたし、周回数的にも良かったと思う。もちろん、いつだってもうちょっと多く走りたいと思うものさ。でも、深刻なものじゃないんだけど、今日は幾つか小さな問題が出ちゃってね。でも最終的には生産的な一日だったし、そのことが何よりも重要だ。今日はかなりいろんなアイテムを試す事が出来たし、今はもう次のテストに頭を切り替えている。
ライバルチーム達がどんなプログラムを実施して、何をやっているのかが分からないから、タイムシートにはあまり意味がないけど、僕らのマシンの感触はかなり良いし快適にドライブ出来てるよ。今日やりたかったことの殆どは消化できたし、有益なデータも大量に集めることができた。この後エンジニアと一緒に詳しく見てみるつもりだ。テストで僕がクルマに乗れるのはあと1日だけだから、メルボルンに向かう前に残された時間を最大限に活用しなきゃね。
ジョディ・エジントン副テクニカル・ディレクター
テスト後半二日目の今日は、ダニーがテスト業務を引き継いだ。セッション序盤は標準的なエアロテストを行ったが、トラブルや遅延は一切なかった。 気温が上昇してから、当初計画していたセットアップの作業に取り掛かった。また、これと並行していくつかのテストを完了させた。
午前のセッション後半に赤旗の影響があったが、残念な事にそれ以外にも幾つか小さな問題が発生してしまい、走行時間を幾らかロスしてしまった。明日に向けて、目下解決に取り組んでいるところだ。そうは言っても、今日もまたクルマに対する理解を深めることができたし、この成果を残りのテスト二日間で活かしていく事を楽しみにしている。
5日目に続きマクラーレンがトップタイム。スーパーソフト相当のC4コンパウンドで1分17秒144を記録した。2番手はC5を履いたレーシングポイントのセルジオ・ペレス。3番手には、クラッシュによって走行時間の半分以上を失ったフェラーリのセバスチャン・ベッテルが続いた。
第二回F1バルセロナ合同テスト7日目のセッションは、28日(木)現地9時、日本時間17時からスペインのカタロニア・サーキットでスタートする。