テオ・プルシェール、第2戦ロングビーチでINDYCARデビューへ

テオ・プルシェール、2023年のザウバー・アカデミー・ドライバーcopyright Sauber Group

2023年のFIA-F2選手権チャンピオンにして、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するテオ・プルシェールが、4月19~21日の第2戦ロングビーチでインディカー・シリーズでのデビューを飾る事が決まった。

20歳のフランス人ドライバーは、開幕を前に左手首を負傷したデイビッド・マルーカスに代わって、シボレーエンジンを搭載する6号車マクラーレンをドライブする。

開幕セント・ピーターズバーグで代役を務めたカラム・アイロットは今週末、FIA世界耐久選手権(WEC)世界耐久選手権のイモラ6時間レースに参戦する。

プルシェールについてマクラーレンのギャビン・ウォード代表は「若いながらに経験豊富な経歴書の持ち主」であるとして、「ロングビーチでどのような走りを見せてくれるのか楽しみにしている」と語った。

プルシェールはザウバーのF1リザーブ・ドライバーを務めており、本来であれば今週末の第5戦中国GPに参加する予定であった。ウォードは参戦を了承したザウバーへの感謝の言葉を口にした。

デビュー戦に向けてプルシェールは、マクラーレンを「伝説的なチーム」と呼び、「幼い頃からインディカーを観てきた。そこでは信じられないほど素晴らしいレースが繰り広げられている。チームから連絡をもらった時は本当に嬉しかった」とした上で、「簡単な仕事じゃないけど準備はできている」と付け加えた。

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