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ステランティスN.V.傘下のフランス自動車メーカー「プジョー」は25日、リデザインされた新たなブランドロゴを公開した。
1850年以来、同社がロゴ(当時は今で言う”ロゴ”の概念はないが)を変更するのは10回目で、直近では2010年に再設計された。いずれもライオンをモチーフとするもので、11作目となる今回のロゴはプジョーのグローバルデザインを手がけるPEUGEOT Design Labが担当した。
Courtesy Of Automobiles Peugeot
2021年にリデザインされたプジョー11代目のブランドロゴ (1)
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2021年にリデザインされたプジョー11代目のブランドロゴ (9)
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2021年にリデザインされたプジョー11代目のブランドロゴ (2)
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2021年にリデザインされたプジョー11代目のブランドロゴ (3)
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2021年にリデザインされたプジョー11代目のブランドロゴ (4)
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2021年にリデザインされたプジョー11代目のブランドロゴ (5)
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2021年にリデザインされたプジョー11代目のブランドロゴ (6)
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2021年にリデザインされたプジョー11代目のブランドロゴ (7)
プジョーはロゴ刷新の理由を「ブランド向上のため」と説明した。ロゴを含むヴィジュアルアイデンティティのリニューアルにより、電動化に向けてブランディングの再構築を図る。
旧ロゴを使用してきた過去10年に渡りプジョーは、2014年に308が、2017年に3008が、そして2020年には208がカー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど、プロダクトレンジ全体の水準を引き上げてきた。今年は新型308の発表が予定されている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの猛威に晒された昨年、プジョーは世界で120万台近くを販売。日本では販売登録台数で前年比+1.12%の10,739台と、好調なセールスを記録した。
プジョー歴代ロゴ11作品
今回リニューアルされた11代目のロゴは、1960年に発表された6代目、1968年に発表の7代目の獅子エンブレムを彷彿とさせる。プジョーの歴代のロゴを振り返ってみたい。
19世紀初頭にプジョーを創業したジュール・プジョーとエミール・プジョーは、フランスの
フランシュ=コンテ地域圏の金細工職人であり彫刻家でもあったジュリアン・ブレイザーに、プジョー製品を識別するためのエンブレムの制作を依頼した。
当時のプジョーはノコギリをはじめとする刃物などの金属製造業を営んでいた。ライオンからイメージされる「しなやかな強さ」「鋭い切れ味」といったイメージを製品に持たせる狙いがあったようだ。
アルマン・プジョーによる最初の量産車(タイプ3)は1891年に製造されているが、クルマにライオンのエンブレムが最初に飾られたのは1906年の事であった。
1906年 初代
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1905年プジョー初代のロゴ、矢の上を歩くライオンをモチーフに
1923年 2代目
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1923年プジョー2代目のロゴ、彫刻家ルネ・ボーディションが彫ったライオンのマスコット
1933年 3代目
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1933年プジョー3代目のロゴ、ライオンの頭部を強調したデザイン
1948年 4代目
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1948年プジョー4代目のロゴ、フランス フランシュ=コンテ州の紋章にちなんだ新しいエンブレム
1955年 5代目
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1955年プジョー5代目のロゴ、安全性への配慮からボンネットに彫刻を配するスタイルを止めて平面エンブレムに変更
1960年 6代目
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1960年プジョー6代目のロゴ、たてがみを風になびかせたライオンのエンブレム
1960年 7代目
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1960年プジョー7代目のロゴ、レリーフ状の削ぎ落とされた意匠に
1975年 8代目
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1975年プジョー8代目のロゴ、ライオンの前身を線で構成した「ライオン・アウトライン」と呼ばれるデザイン
1998年 9代目
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1998年プジョー9代目のロゴ、ラインが姿を消しフォルムが洗練・合理化された
2010年 10代目
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2010年プジョー10代目のロゴ、量感が強調された