ペレスとラティフィ、F1オランダGPはピットレーンスタート…パルクフェルメ違反

ピットからコースへと向かうレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年7月16日F1イギリスGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)とニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)は予選後に異なる仕様のパーツに交換した事でパルクフェルメ違反となり、5日(日)のF1第13戦オランダGPを共にピットレーンからスタートする。

ピットレーン上のトラフィックと低速アウトラップの影響で予選Q1敗退となる16番手に終わったペレスは決勝レースを前に、今季4基目となるICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、CE(コントロール・エレクトロニクス)、そしてES(バッテリー)へと交換した。

上記はいずれもグリッド降格ペナルティの対象だが、FIAテクニカルデリゲートのジョー・バウアー並びにホンダの説明によると、ESに関しては予選時に搭載されていたスペックとは異なるとの事で、セットアップ変更と合わせてパルクフェルメ違反となり、F1スポーティング・レギュレーション第34条8項bの規定に従い、ピットレーンスタートとなる見通しだ。

また予選Q2でクラッシュしたラティフィは、テクニカルデリゲートの承認を得た上でギアボックスと合わせてフロントウィング並びにノーズ・アッセンブリーを交換した。

ラティフィは今週末既に新品のギアボックスを卸しているため、6戦連続使用の義務を満たせず本来であれば5グリッド降格となるところだが、ウイングとノーズが予選時のスペックとは異なるため、ペレス同様にピットレーンからスタートする事になる。

F1オランダGP特集

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