FIA-F2選手権とF3、2022年にポイントシステムを変更

ソチの表彰台に上がったトライデントのジャック・ドゥーハンとクレメント・ノバラク(トライデント)、フレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)、2021年9月6日FIA-F3選手権最終第7戦スパ・レース3にてCourtesy Of Formula Motorsport Limited

F1の登竜門に位置付けられるFIA-F2選手権とFIA-F3選手権の2022年スポーティング・レギュレーションが発表され、チャンピオンシップのポイントシステムが変更される事が明らかになった。

来季より両選手権は1ラウンドのレース数が3レースから2レースへと変更され、各ラウンドはフリー走行1回、予選1回、レース2回で構成される。

金曜に行われる予選結果によって、土曜のスプリントレース及び日曜のフューチャーレースのグリッドを決する。F2スプリントのグリッドは予選上位10台が逆順、F3スプリントは上位12台が逆順のリバース・グリッドとなる。

日曜に行われるF2及びF3両レースのポイント配分は今季と変わらずF1と同一の25-18-15-12-10-8-6-4-2-1だが、ポールシッターに与えられるポイントは4点から2点に減点される。各レースのファステストラップにも1ポイントが与えられるが、トップ10フィニッシュが付与の条件となる。

土曜のF2レースに関しては、上位8位にポイントが付与される点は変わらないものの、10-8-6-5-4-3-2-1(旧:15-12-10-8-6-4-2-1)の配分へと変更される。土曜のF3レースについては引き続きトップ10がポイントを獲得できるが、配分は10-9-8-7-6-5-4-3-2-1へと変更される。

これらの変更に伴い来季は両選手権ともに、ドライバーズチャンピオンシップにおいて各ラウンドで最大39ポイントを獲得する事ができる。

規制の変更には世界モータースポーツ評議会(WMSC)での承認が必要となる。

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