MotoGP:スズキ、2022年末で撤退との衝撃報道

2022年5月2日のヘレステストに参加したチーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミルCourtesy Of MotoGP

スズキが2022年シーズンを以てロードレース世界選手権(MotoGP)から撤退する見通しとなった。正式発表はないものの、5月2日(月)のヘレス公式テストの際に、年内いっぱいでの撤退がチーム側に伝えられたようだ。複数の欧州メディアが伝えた。

噂を含めて撤退の兆候はなく、まさに寝耳に水の衝撃的な知らせだ。スズキは2015年に復帰。2020年にはジョアン・ミルと共にダブルタイトルを制覇し、今季は第6戦スペインGPを終えて125ポイントを手にアプリリアを抑えてチームランキング首位に立つ。

更にチームマネージャーのリビオ・スッポはつい先日、来季以降もアレックス・リンスを含む現行のライダーラインナップを維持したいとの意向を明らかにしていた。

MotoGPシリーズのプロモーター、ドルナスポーツと現行契約は2022年からの5年間で、少なくとも2026年までMotoGPクラスに継続参戦する見通しであったが、報道が事実であれば契約を途中解除して2輪最高峰の舞台から去る事になる。

チーム・スズキ・エクスターは2日(月)のテストでサスペンションとスイングアームのテストに取り組み、ミルは1分37秒756の6番手、リンスはチームメイトから0.024秒遅れの8番手タイムを記録した。

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了