フェラーリ、ミハエル・シューマッハ 50歳の誕生日を祝う特別展「Michael 50」を開催

ミハエル・シューマッハ生誕50周年特別展覧会copyright Ferrari S.p.A.

来年1月3日(木)に50歳の誕生日を迎えるミハエル・シューマッハ。スクーデリア・フェラーリはこれを記念して、チャリティ団体「Keep Fighting Foundation」と共に、伊マラネロのフェラーリ記念館で「Michael 50」と題した特別展覧会を開催する。

“皇帝”と恐れられたシューマッハは、2000年から2004年にかけてフェラーリ共にF1世界選手権5連覇の快挙を達成。ドライバーズタイトル7回、優勝91回を上げ、F1史上最も成功を収めたドライバーとなり、跳ね馬と共に黄金時代を築き上げた。

だが、2度目のF1引退後の2013年末、フランスでのスキー中の事故によって頭部を負傷。それ以降、公の場に姿を見せておらず、シューマッハ家の広報を務めるザビーネ・ケームからの公式発表もない状況が続いている。

最近欧州メディアが相次いでシューマッハの容態好転を伝えているが、いずれもゴシップレベル。特に、号外として、ベッドでの寝たきりから回復したと報じたSPORT BIBLEの記事は「3月のとある報告では」「寝たきりではないと信じられている」など、根拠が一切なく信憑性に乏しい。

本展覧会では、ドライバーとして、またコンサルタントとしてミハエル・シューマッハが開発に関わったGTマシンが展示される他、フェラーリと共に歩んだ思い出深いシーズンを回顧する展示が行われる。

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了