トロロッソ・ホンダ、10号車ピエール・ガスリーのギアボックス交換を実施…5グリッド降格
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FIA国際自動車連盟はF1メキシコGP初日セッションが終了した現地26日金曜18時、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)を含む計6台のマシンが、週末に先立ってギアボックス交換を行った事を明らかにした。エルマノス・ロドリゲス・サーキットでは、概ね1周あたり48回程度のギアチェンジが必要となる。
フェラーリのキミ・ライコネンとルフォース・インディアのセルジオ・ペレス、そしてルノースポールのカルロス・サインツは、規約で定められた6レース連続使用の義務を果たしておりルーティーンの交換。マクラーレンのフェルナンド・アロンソに関しては前戦アメリカGPを完走していないため、ペナルティなしでの交換となった。
ガスリーに関しては連続使用6戦未満での交換であったたため、5グリッド降格ペナルティが科せられた。ホンダは初日午前のフリー走行で、ガスリーのマシンのパワーユニット主要コンポーネントを交換。既に20グリッドの降格ペナルティーが決定していた。
F1競技レギュレーションでは、一つのギアボックスを6戦連続して使用する事を課しており、これに満たない状況でギアボックスを交換し使用した場合、当該ドライバーは実施された交換1回につき、そのグランプリのスターティンググリッドが5つ降格となる。