ハミルトン大破…予選までに間に合うか?メルセデス、Q1開始までの作業完了を願う

スパ・フランコルシャンを走るメルセデスAMGのルイス・ハミルトンcopyright Daimler AG

メルセデスAMGは、予選までの2時間という限られた時間内に、大破したルイス・ハミルトンのマシン修復が完了する事を期待している。ハミルトンは、土曜最後のプラクティス中に、ターン12へのアプローチで挙動を乱し、ウォールへと激突した。

幸いにもハミルトンに大きな怪我はなく、メディカルセンターへと搬送される事もなかったが、クルマの方のダメージは少なくなく、シャシー交換の可能性が懸念されていた。サバイバルセルを交換した場合、ハミルトンは決勝でピットレーンスタートを強いられる事になる。

ガレージにマシンが到着すると同時に、チームはマシンの損傷箇所と修復が必要な場所を確認。メルセデスの広報担当は「フロントコーナー(サスペンションとホイールアセンブリ)、ノーズ、バージボード、フロアを交換する予定です。想定外の事態がない限りは、予選開始までにすべての作業を終えられると信じています」と語った。

現時点ではシャシーを交換する必要はなさそうだが、パワーユニット及びギアボックスの状態については明らかにされておらず、最悪の場合はグリッド降格ペナルティもないとは言い切れない。予選は現地時間の午後3時にグリーンフラッグを迎える予定であり、メルセデスに残された時間は2時間に満たない。

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