動画:今日でお別れだ…とボッタス…メルセデスF1、タイトル連覇の立役者を盛大に見送る
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バルテリ・ボッタスが5シーズンに渡るメルセデスAMGペトロナスF1チームでの生活に終止符を打ち、英国ブラックリーの仲間たちとの最後の別れを惜しんだ。チームは盛大にこれを見送った。
32歳のフィンランド人ドライバーは、戴冠と共に電撃引退したニコ・ロズベルグの後任として2017年にウィリアムズからシルバーアローに移籍。この間に101戦に出場し、優勝10回、ポールポジション20回、表彰台58回を手に、ルイス・ハミルトンと共に5回のコンストラクターズ選手権連覇を果たした。
アブダビでの決戦を終えたボッタスはそのまま現地に残り、アルファロメオから火曜のタイヤテストに参加した後、ザウバーの本拠、スイス・ヒンウィルへと飛んだ。
そして木曜にパリで行われたFIA表彰式に出席して3位トロフィーを受け取り、その足で翌17日(金)にパートナーのティファニー・クロムウェル(オーストラリア出身のロードサイクリスト)と共にシルバーアローの本拠へと向かい、ハミルトンやトト・ウォルフ代表らと共にタイトル8連覇を祝った。
そして恋人と共にクラシックなクラッシックなコンバーチブルに乗り、これまで共に戦ってきた仲間たちからの盛大な歓声と拍手を浴び、アルファロメオでの次なる旅へと向かった。
ボッタスはメルセデスの公式SNSアカウントを通して「今日はメルセデスのファクトリーでの最後の1日だった。感慨深いね」と語った。
「みんなに会えて嬉しかったし、5年間に渡ってこのチームの一員であり続けた事、そしてその間にコンストラクターズ・タイトルを獲得できたことを誇りに、そして光栄に思ってる」
「それにFIAのドライバーズ・トロフィーも貰ったしね。優勝トロフィーじゃないけど!」
「最後にもう一度、メルセデスでのこの5年間に渡るサポートに感謝したい。本当に励まされた」
「これがこのチームでの最後の投稿になるだろうね。本当にありがとう。チームの皆にも感謝してる。これでお別れだ。今日は本当に特別な1日だった」