鮮やかな黄色で大変身!マクラーレン、F1モナコGPで「アイルトン・セナ」を称える特別なリバリー
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5月24~26日にモンテカルロ市街地コースで行われる2024年のF1第8戦モナコGPでマクラーレンは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリがドライブする「MCL38」にアイルトン・セナを称える特別なリバリーを施す。
1994年のF1サンマリノGPで3度のF1ワールドチャンピオンが事故死して今年はちょうど30年の節目となる。パパイヤオレンジが特徴的なマクラーレンのシングルシーターは今週末、セナの象徴的なヘルメットからインスピレーションを得た鮮やかなイエロー、グリーン、ブルーのカラースキームに置き換えられる。
またチームウェアや、ノリスとピアストリが着用するレーシングスーツもセナ仕様となるほか、マクラーレンの公式ショップではファン向けに、今回のリバリーにインスパイアされたカスタムメイドのマーチャンダイズが近日中に発売される予定だ。
更にマクラーレン・オートモーティブもセナのレガシーに敬意を表し、「Senna Sempre」と名付けられたサーキット走行重視のロードカー「マクラーレン・セナ」のワンオフ・バージョンを公開した。
マクラーレンで最も成功したドライバーは今も変わらずセナだ。1988年から1993年までチームに在籍し、キャリア通算41勝の内の35勝をマクラーレンと共に達成。3度のドライバーズタイトル、そして4度のコンストラクターズタイトルを獲得した。
また「キング・オブ・モナコ」の名は伊達ではなく、1989年から1993年にかけての5連勝を含む通算6勝を挙げた。
マクラーレンのザク・ブラウンCEOは「このカラーリングを通じて、アイルトン・セナの並外れた人生とレースのレガシーを称え、祝う事を誇りに思う」と語った。
「セナはF1を最も象徴するドライバーであり、またマクラーレンで最も栄誉あるドライバーとして尊敬され続けている。彼がマクラーレンに与えた影響は単にレース記録のみならず、チーム内での存在感、そして今ではそのレガシーを通じて非常に大きい」
「セナが最も成功したサーキットで、グリーン、イエロー、そしてブルーという彼を象徴するカラーでレースをする事を光栄に思う」