フェルナンド・アロンソ、2019年の第103回インディ500参戦を正式発表!マクラーレンと共に再挑戦
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マクラーレン・レーシングはF1ブラジルGP予選が行われた11月10日、フェルナンド・アロンソの第103回インディアナポリス500マイルレースへの参戦を正式発表した。トリプルクラウン獲得を狙うアロンソは今季限りでF1から引退し、2017年の第101回大会に続き2019年のインディ500に挑戦する。
F1モナコグランプリ、ル・マン24時間レース、インディ500の歴史ある3つのモータースポーツは世界三大レースと呼ばれており、その全てで優勝したのは1962年と1968年のF1ワールドチャンピオン、グラハム・ヒルただ一人しかいない。F1での3度目のタイトル獲得に見切りをつけたアロンソは、史上二人目の偉業達成に野心を燃やしている。
「以前明らかにしたようにトリプルクラウンを達成する事が僕の目標だ」とアロンソ。「2017年のインディ500では信じられないほどの経験を得ることが出来たし、チャンスがあればまた参戦したいと思っていた。またマクラーレンと共に挑戦出来ることが決まり嬉しく思っている」
「僕らは再び世界最高峰のレースに立ち向かう事になる。本当に大きな挑戦だけど、僕らはレーサーであり、レーサーであるからこそレースに挑むんだ。楽しみは色々あるけど、またあの素晴らしいファンの皆に会えることが楽しみでならない」
マクラーレンのザク・ブラウンCEOは「ブリックヤードと、あの素晴らしいレースに戻れる事を本当に楽しみにしている」との声明を発表し、意気込みを語った。「マクラーレンは長きに渡ってインディ500との関係を続けてきたが、未だ達成できていない事がある」
「インディ500は本当に難しいチャレンジだ。レースそれ自体もそうだが、これに参加する競技者全てに最高の敬意を払っている。楽に勝てるなどといった幻想などありはしない。だが、マクラーレンはフェルナンドと同じ様に一流のレーサーであり、勝利を目指して戦うつもりだ」
アロンソは昨年、F1モナコGPの参戦をキャンセルしてインディ500にエントリー。アンドレッティ・チームの一員として一時はレースをリードするなど、その名声に恥じない走りを見せたが、残り21周というところでエンジンがブロー。残念ながらリタイヤに終わり、佐藤琢磨が第101回インディ500を制する事となった。
アロンソ自身、世界三大レースの中でインディ500を制するのが最も困難だと認めており、スポット参戦でどこまで健闘できるかは不透明だ。