マーカス・エリクソン、インディカーを欠場してアルファロメオF1と共にベルギー入り
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シュミット・ピーターソン・モータースポーツ(SPM)から米インディカー・シリーズにフル参戦しているマーカス・エリクソンが、9月1日に決勝を迎える第16戦ポートランド戦を欠場。代わりに、アルファロメオと共にF1第13戦ベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャン入りしている。
SPMの発表によると、エリクソンの代役はコナー・デイリーが務めるといい、エリクソンのスパ入りは、彼がリザーブドライバーを務めるアルファロメオ・レーシングからの要請に基づいたものだという。エリクソンは昨年までザウバー(現アルファロメオ)からF1に参戦していた。
招集の理由は明らかにされていないものの、ある情報筋によれば、レギュラードライバーのキミ・ライコネンが足に怪我を負っているため、エリクソンがライコネンの代役を務める可能性があるという。
だが、フレデリック・バスール代表は理由こそ語ろうとしなかったものの「重要なのは彼がドライブするという事だ」と述べ、ライコネンがステアリングを握るのは間違いないとしている。
SPMはマクラーレンとタッグを組み、2020年シーズンのインディカー・シリーズへと参戦する事が決定しているが、ジェームズ・ヒンチクリフの残留がほぼ確実であるのに対して、エリクソンの将来は疑問視されている。